カンピロバクターやブドウ球菌 鶏肉やおにぎりの食中毒に注意!

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いよいよ梅雨の季節が始まりました。

ムシムシ汗っぽくて嫌な季節ですよね。

そしてこの梅雨の季節に気を付けなければいけないのが、食中毒です。

毎日のお子さんのお弁当やお父さんのお弁当

家族でレジャーに出かける時の楽しいお弁当

家族の食を預かるお母さんとしては 一番気になるところですよね

では いったい どんな点に気を付けるといいのか?

この時期ならではのポイントをご紹介しましょう

目次

特に注意したい カンピロバクターによる食中毒

カンピロバクター食中毒は、

腹痛、下痢以外にも発熱、頭痛などの症状もあり風邪とよく間違えられます。

また、潜伏期間が2~3日間と長く食中毒と気づかない場合が多くあります。

カンピロバクターによる食中毒は全体の3割と発生率も高いので気を付けましょう。

鶏肉にとりついているカンピロバクター菌

ほとんどの鶏肉がこの菌に汚染されているのですが、

心配しなくても大丈夫!! しっかり加熱すれば(75度で1分間)死滅します。

しかし、去年のカンピロバクターによる食中毒の患者数は2315人でした

これは氷山の一角で実際には350万人が感染しているという研究結果もあります。

どうしてこんなに多いかというと料理の仕方にあります。

×鶏肉を切った包丁でそのまま他の食材を切ったり

×鶏肉を洗った後シンクに菌が飛び散ったままだったり

一度使った調理器具を洗わないまま次の食材にとりかかったり

調理する環境を清潔に保ちながらの料理をする事を心掛けないといけません

パックから食材を取り出した時にドレン(汁)が出てきます

それを フキンで拭きあげて、即 洗わないまま

他の場所を拭いたりする事は 絶対に厳禁!!!

調理中のふきんは こまめに何度も洗いましょう!!

基本としては 調理器具も調理環境も予防としてはよく洗う事

鶏肉を切った後は包丁もまな板も洗剤でよく洗ってから他の調理をする。

シンク廻りもよく洗う事です。

BBQ中に カンピロバクター菌に感染する可能性が!!

夏に向けて ウィークエンドや夏休みにBBQを計画する機会が多くなりますよね

大勢の仲間を囲んで楽しい時間を過ごすのですが、ここにも食中毒の危険が潜んでいるんです。

生肉を焼くときに使うさい箸。

気づかずに洗わないまま野菜サラダの盛り付けをしたりすると、

サラダを食べた時に二次感染の恐れがあります。

また、肉を素手で豪快に火の上へ、それはいいのですが 即手洗いを!

ただフキンで拭くだけなんてだめですよ?

その手でつまみ食いをすると それも危ないですよ。

食中毒の感染は安易な考えです  十分気をつけましょう。

屋外でのBBQはとってもたのしいですが、暑い時間帯は食材は傷みが早い!

食材はほとんど生なので保管方法には最善を尽くしましょう。

✔ ここでちょっと気になるはどうなの・・・・??

卵を食べた事が原因による カンピロバクター食中毒の報告はない様ですので 今の所問題はないと考えられています

例えば 卵の殻にカンピロバクターの菌が付着していたとしても、殻の表面は乾燥しているので大丈夫です

カンピロバクター菌は乾燥に弱いのですぐに死滅してしまうので 👌

食中毒に気を付けて 楽しいお弁当タイム

夏休みになると家族みんなで海水浴なんてことはよくありますよね。

子供たちは大喜び!

そしてお昼はお母さんが作ったお弁当!

おにぎり、玉子焼き、ウィンナーなどお母さんが作ったお弁当は美味しいよね。

でも御注意!!

お弁当にも食中毒の原因となるものがあるんですよ。

それはおにぎりです。

原因は黄色ブドウ球菌の増殖にあります。

これはもともと人間の鼻やのどに持っている菌なんですが、

これがおにぎりをにぎる際に人の手からおにぎりにうつり増殖して食中毒をおこします。

例えば・・・

海水浴の前日の夜におにぎりを作りラップして台所に置いておき

翌日もっていくと海まで2~3時間

・・・  だとしたら

気温は30℃。30~37度で黄色ブドウ球菌が増殖、毒素が発生

このおにぎりをお昼に食べて全員が食中毒ということがあります。

これからの暑い時期はお弁当を作るタイミングや保存も大事

いつもより ご注意を!

予防は火を通したものを長時間置かないようにすること。

前日作ったおにぎりは出来れば冷蔵庫に入れましょう。保冷バックに入れておけばまず大丈夫です。

楽しい夏休みを満喫しましょう。


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